100(ほんとは105)の言葉の本からの引用

 ふと立ち寄った本屋で見つけました。ではさっそく。


 「今の自分を励ましてくれるのは、過去の頑張った自分だけ」大きな壁が目の前にあった時、乗り越えるために助走をつける。そのために過去を振り返る。過去の栄光にこだわるのはよくないですが、前に進むためなら必要ですよね。


 「なぐさめは、痛み止めです。根本的な治療にはなりません。痛み止めの後は、ちゃんと治療を。大切な友達なら、厳しい現実を語ってあげましょう。でも、まずは痛み止めから始めるのですよ。」僕も同情してありきたりのことを言いたくないです。誰でも言えることなら他の人でもいい。偉そうですが、嫌われても相手のために、あえて厳しいことを言います。


 「今悩んでることは、大したことじゃない。昔すごく悩んだあのことだって、今思うと大したことではなかったじゃないですか。あとは少し時間が経てば何でもないことに変化するはずです。心の中の悩みは、必ず時間が優しくゆるやかに消してくれます。」悩みって小さなことでも自分で大きくしてしまうことがあるんですよね。他の人にとっては小さな悩みでも当人にとっては大きな悩みだったり。悩んだ分だけ、悩んだ時間だけ人は成長するのではないかと思います。


 「いい恋をすると、別れが悲しい。楽しかった分、同じだけ悲しい。だから、心の中はプラスマイナスゼロです。ゼロならする意味がないのでは、と思うかもしれない。しかし、何もないゼロは意味のないゼロ。何かあったゼロは、意味のあるゼロです。だから、恋をしないと」ツラくてもまた恋をするのは、ツラい以上に恋をするのが楽しいからなのかもしれませんね。


 「他人からすれば幸せに見える人でも、悩みます。だから人間なんです。悩みごとがないという人は、感動も少ない、さみしい人でしょう。何の悩みもなくなったら、人はまた悩みを探します。そして、自分の中の小さな不安を大きく膨らませてまた悩むのです。どのみち悩みを持つならば、恋の悩みにしよう。特に若い時は恋に悩むと大変です。ひとつ間違うと、命を落とすことだってあります。でも、他の悩みは消え去ります。どのみち悩むなら、恋に悩みましょう。すると最悪の事態も想定しやすいし、フラれても前の状態に戻るだけです。恋を失ったように思わないことです。元々、拾ったものなんですから。また、頑張ろう。」落ち着いて見られたら、恋をしている自分を好きになれそうですね。でも落ち着くのは難しいんですけどね。